行政視察③(秋田市)

3日目は秋田市の『トップスポーツクラブを活用したスポーツツーリズム推進施策』について調査しました。

秋田市では平成21年に地域初のプロスポーツチームとしてバスケットボールチーム『秋田ノーザンハピネス』が発足し、クラブスポーツを地域活性化の起爆剤として応援しようという機運が高まり、『スポーツホームタウン構想推進事業』としてNPOに委託してクラブチーム支援の取り組みを始めたそうです。

平成22年には『スポーツホームタウンにぎわい創出事業』として秋田市も直接支援し、平成24年度には正式に『スポーツホームタウン推進事業』としてプロバスケットの他に秋田市役所ラグビー部が前身の『秋田ノーザンブレッツRFC』、TDKサッカー部が母体でJFL所属の『ブラウブリッツ秋田』を積極的に支援しています。

説明をお伺いして、何よりもスポーツを重要施策に位置付け、秋田市全体でトップチームを応援して市の活性化に繋げていこうという発想は、今まで私が本会議で何度も提案させていただいた内容と同じような考え方で非常に共感しました。

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ホームゲームの際は商店街等でこのようなペナントを掲げるそうです。

特に秋田市から委託を受けている『NPO法人トップスポーツコンソーシアム秋田』の役割は大変に参考になります。

姫路市にはプロスポーツこそないものの、トップクラスのスポーツチームはたくさんありますので、それらのチームを支援することで今年度の重要施策の『スポーツの振興』に繋がる方策はいくらでもあるはずです。

今回の秋田市の取り組みを参考に、ぜひ姫路市での『スポーツツーリズム推進施策』を提案していきたいと思います。

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