地域防災対策特別委員会

今日は、地域防災対策特別委員会に出席しました。

付託議案がないため、報告事項として、

(1)姫路市防災会議『津波対策検討専門委員会』での検討内容

(2)兵庫県による南海トラフ巨大地震津波被害想定

(3)風水害時の適切な避難行動

(4)地域防災マップの進捗状況

の4点について報告を受けました。

県が公表した南海トラフ巨大地震の津波被害想定では、最悪の場合、姫路市で死者435人、負傷者2,767人、建物被害が全壊2,033棟、半壊15,133棟という甚大な被害が想定されていますが、現実性が若干乏しいのも事実であり、私も含め委員からはもう少し精査すべきではないかとの指摘がありました。

市側としても、一つの警告として捉え、しっかりと精査して住民に周知していきたいとのことでした。

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また、風水害時の適切な避難行動では、佐用町等の豪雨水害で住民が避難中に被害にあったことを踏まえ、避難所に避難した方が安全な『水平避難』と自宅の2階等に避難した方が安全な『垂直避難』を区分した啓発チラシの案が報告されましたが、浸水深1m以上の町丁目で区分した際に、あまりにも現状に即さない地域も出てくることが我々委員側から指摘がなされ、当局もそのあたりをどのように表記して地域に説明するかが課題であり、今回の指摘を受け再度検討を重ねていきたいとのことでした。

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