地域防災対策特別委員会審査&製鉄記念広畑病院市政報告会
10時から『地域防災対策特別委員会』が開催されました。
東日本大震災に代表されるように、昨今の自然災害による被害は甚大なものになってきています。さる14日の未明にも伊予灘を震源とする地震が発生し、改めて平素からの備えの重要性を再認識させられました。
委員会では予算審議とは別に兵庫県が2月19日に公表した『南海トラフ巨大地震津波浸水シュミレーション結果』についても詳細説明がありました。
昨年中に公表を予定していたものが、2度の延期となり今回の発表となっています。それだけ想定が難しかったとは思いますが、この結果を基に各地域では防災計画が作成されることになっていただけに、姫路市としても兵庫県の公表結果を待つだけでなく、独自での調査も必要だったのではないでしょうか。
公表結果では、姫路市南部地域で私の住んでいる広畑第二校区のお隣の南大津校区と英賀保校区に一部浸水箇所が見受けられます。
※色の塗られているところが浸水箇所です。
ケース1
・門扉は解放(自動閉鎖及び常時閉鎖しているものを除く)
・防潮堤等は津波が越流した場合に破堤
ケース2
・門扉は閉鎖
・防潮堤等は津波が越流しても破堤しない
中には前回、国の基準に基づき兵庫県が公表した浸水地域とは別の個所が含まれてきており、改めて今後の防災計画を策定する中で、避難のあり方(垂直避難・水平避難)について、個別の対策を明示してかなければならないと感じました。また、そのことを少しでも早く当該住民の皆さんに周知していくことが最重要課題です。
『危機管理』、まさしく字の通り迅速な対応が求められます。
その後、夕刻からは製鉄記念広畑病院の組合員の皆さんを対象に市政報告会を開催させていただきました。
事前に準備したパワーポイントの資料を使い平成26年度の姫路市の予算や主要施策について、製鉄記念広畑病院に開設された『姫路救命救急センター』の支援施策等も含めて約1時間の時間をいただき報告させていただきました。
報告後の質疑応答では、『働く現役世代』が殆どという職場の特徴から『学童保育の拡充』について、生の声を聞かせていただきました。
看護師さんから学童保育の拡充の要望をいただきました。
中々難しい問題もあり、すぐに改善できるかは微妙ですが、こういった声を粘り強く行政側に伝えて行きながら改善に向けて取り組んで行きたいと思います。