全国高速自動車道市議会協議会第40回定期総会

今日は『全国高速自動車道市議会協議会第40回定期総会』に出席するため、早朝より新幹線に乗り東京の都市センターホテルに向かいました。

姫路市議会はこの協議会の理事となっているため、前段に13時から開催された理事会にも出席し、総会に諮る協議事項について事前打ち合わせを行い、14時からの総会に臨みました。

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総会では、会長市である苫小牧市の議長さんからのご挨拶の後、衛藤征士郎高速道路建設推進議員連盟会長より来賓ご挨拶をいただきました。

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衛藤代議士からは、2020年に開催される東京オリンピックに向けた、都市基盤整備の前倒しについて言及され、東京都の1人勝ちのオリンピックにするのではなく『日本のオリンピック』として全国各地での基盤整備を進めていく旨のご発言がありました。

その後、国土交通省道路局の徳山局長より、『高速道路をめぐる最近の諸事情について ~しっかりつなぐ、賢く使う~』という演題でご講演をいただきました。

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パワーポイントで様々なデータを活用して、

『日本は高速道路の延長割合が低く、車線数も少ない』

『渋滞で年間約50億時間、280万人分の労働力を失っている』

『高速道路は一般道路と比べて安全でクリーンで働き者』

『欧米に比べて低い日本の高速道路の利用率』

『高速道路利用が2倍になると死傷者は約20万人減、消費燃料や渋滞も減少』等々…

高速道路の必要性について、非常にわかりやすいご講演でした。

ただ、一律での高速道路等の高規格幹線道路の整備という役目は既に終わっていることは明らかとなっています。

その中で、今後は費用対効果を十分検証したうえでの新たな道路建設や、老朽化した道路・橋梁等の優先順位を十分精査して整備を行っていかなければならないということは、我々のような立場の人間の共通認識です。

私達の地域の『播磨臨海地域道路』はそういったことを加味してみても、必要不可欠な道路であると確信しているだけに、官民を挙げて早期建設着工に向け、運動を推進していかなければと感じました。

その後は平成26年度の運動方針や予算、役員改選等の議題について全会一致で確認して16時頃閉会しました。

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