議会運営委員会行政視察(柏市)&全国離島振興市町村議会議長会

議会運営委員会行政視察二日目は千葉県の柏市を視察しました。

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柏市では主に『IT化の推進』についてご教授いただきました。

柏市は議場でのデジタル化で、他都市に先んじて様々な取り組みを行っておられます。

特に議員の質問をパソコンや書画カメラを活用してプロジェクターで議場の150インチスクリーンに資料を投影して質問するという姿には、正直驚きです。

ただ、議事録にはパソコンで作成した資料等は記載しないため、質問時に資料の内容を議員がしっかりと説明しないと後で議事録を読んだときに『この資料を…』『このグラフのとおり…』といった文言が残るため、議員の丁寧な説明が必要になってくるようです。

私が感じたのも、便利なツールを活用することで、『原稿作成』を簡略化してしまい、議員本来の『調査して自分の言葉で論じていく』という議員の責務を少し軽んじてしまわないか、ということを懸念しました。

そういう意味では、柏市では資料の活用は10枚までと規定があるようですが、ルールづくりで相当詳細を詰めていかないと色々問題が出てきそうです。

また、議案の賛否を押しボタン式び投票システムを導入し、各議員の採決結果を公表しています。

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議員席にある採決ボタン

これは、全国でも出雲市、我孫子市、市川市、流山市しか導入しておらず、全国からの視察が非常に多いそうです。

実際に模擬体験をさせていただきましたが、議案に対する議員個人の態度表明といったことは、今後姫路市でも大いに参考にすべきだはないかと感じました。

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各議員の賛成(青)・反対(赤)の態度表明が議場のスクリーンに

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議場スクリーンで賛成多数で可決が明確にわかります。

ちなみに改修費用として、

①マイク等改修  23,701,000円

②採決システム   1,495,000円

③モニターテレビ  1,869,000円

④プロジェクター  2,242,000円

⑤大型スクリーン   224,000円

で計29,610,000円だそうです。

 

その後、委員の皆さんは視察を終えて姫路に帰られましたが、私は引き続き全国市町村議員会館で開催された『全国離島振興市町村議会議長会』の総会に公務出席しました。

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総会議事の後、2つの研修会が開催されましたが、1件は奄美群島と小笠原諸島に関わる講演でしたので割愛しますが、もう一件は『平成26年度離島振興関係予算について』ということで、姫路市にとっても家島町関係での予算措置にも大きく影響があるため、興味深く傍聴させていただきました。

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国土交通省離島振興課 吉田課長の講演(非常に端的でわかりやすいご説明でした。)

平成24年に離島振興法が改正され、特に『地位間交流を促進し、もって無人の離島の増加及び人口の著しい減少の防止や定住促進を図る』ということが大きなポイントとなっています。

離島活性化交付金として、平成25年度補正予算で7.5億円、平成26年度で11.5億円を計上し、昨年度よりそれぞれ微増となっています。

その中で、今回特筆されているのは東日本大震災で大きく注目をされた『津波避難タワー』ですが、設置の位置づけ等が非常に曖昧になっていたそうですが、今回、明確に『離島防災機能強化事業』に位置づけ設置する場合は交付金の対象となるようです。

南海トラフ地震が想定される中で、姫路市でも家島町での必要性の有無も含めて調査する必要性がありそうです。

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