市民クラブ行政視察③(豊田市)

3日目は豊田市に移動し、『ものづくり創造拠点 SENTAN』を視察しました。

豊田市は言わずとも知れたトヨタ自動車の国内生産拠点であり、自動車産業の技術とノウハウがある『ものづくりのまち』であります。

それだけに自動車産業が豊田市に与える影響が非常に大きく、平成20年秋のリーマンショックの際には市の税収全体で約30%の税収ダウン、法人市民税は約90%ダウンとなりました。

加えて、国内の自動車市場の縮小や生産拠点の世界各地への分散、自動運転などの技術革新の進展など、産業構造の大転換が脅威となり、自動車産業自体が大きく変化する可能性があり、変化に対応できないと、市民生活や市政運営に大きな影響を与えることが想定されるとのことです。

それだけに『産業構造の変革への対応』『人材の確保』『中小企業の企業力強化』などへの対応が大きな課題となっています。

そこで、『豊田市ものづくり産業振興プラン2017-2020』を策定し『ものづくりのミライに挑戦する産業創造都市』をコンセプトに、

①『地域の資源と産業の集積が活かされ、企業にとって魅力あるまち』(企業立地)

②『ものづくり中小企業の新たな力を引き出し、挑戦するまち』(中小企業)

③多様な人材と働きやすい環境により、働く人が輝くまち』(労働)

の3つの基本方針を掲げ産業政策を推進されています。

そのうちの②『ものづくり中小企業の新たな力を引き出し、挑戦するまち』の具体的な取り組みとして『ものづくり製造拠点 SENTAN』を拠点にした取り組みを展開しています。

『ものづくり製造拠点』とは、市内のものづくり企業の持続的発展を支援することを目的に、主にものづくり中小企業や創業を志すものづくり団体に向け、『新たな事業展開』『イノベーション創出』『ものづくり人材育成』を支援する施設で、豊田市名誉市民 豊田英二氏のご遺族から『人材育成に役立ててもらいたい』と10億円の寄付をもとに建設されたそうです。

『ものづくり創造拠点 SENTAN』概要

『ものづくりミライ塾』で取り組んでいるテーマ

【電動車いす】

6輪駆動となっており、真ん中の2つの車輪を大型化することで段差にはまることがありません。

※既に実証実験済み

【空飛ぶ自動車】

※夢のあるテーマで、実際に数メートルは浮いたそうです。

地上を走る車本体

車の後部に大型ファンを取り付けることで車が浮きます。

姫路市も『ものづくり産業』への支援は不可欠であり、とくに中小企業を中心に、このような施設を拠点にして様々な支援を展開していくことは非常に重要だと感じました。

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