市民クラブ行政視察②(横須賀市)

2日目は横須賀市に移動し、『エンディングプラン・サポート事業について』視察しました。

現在の高齢化社会において、『終活』の取り組みは非常に注目されていますが、自治体の取り組みは中々進んでいないのが現状となっています。

そのような中で、横須賀市は全国的に先進的な取り組みをされており、多くの自治体が視察にも訪れ、メディアでも紹介された自治体です。

日本の世帯数の将来推計では、2015年では単身世帯が1,841万世帯、うち65歳以上の単身世帯は625万世帯で全体の33.9%、2040年では単身世帯が1,994万世帯、うち65歳以上の単身世帯は896万世帯で全体の44.9%と急増すると予想されています。

一方で、引取手のない遺骨は10年間で倍増しており、特に身元が判明しているにもかかわらず親族等と連絡がとれない遺体が急増しており、横須賀市でも同様の傾向となっています。

そのような状況の中、下図のような経緯で終活支援を導入するに至ったそうです。

①エンディングプラン・サポート事業

自治体では、『墓地埋葬法』により引き取り手のない遺体は、市の費用で埋葬し職員が無縁納骨堂に安置していますが、今後も増加していくことは明らかであり、このままでは生前の本人の意思とは関係なく無縁仏が増加していくことになり、市費での埋葬費用も右肩上がりで増加していくことは明らかになっています。

そこで、以下の図の左側のように、生前の本人の意思のもと葬儀社に25万円を予納することで永代供養ができるようにされたそうです。

②わたしの終活登録事業

『わたしの終活登録カード』

『エンディングプラン・サポート事業』の発案を契機に、希望するすべての市民を対象に台帳を整備することで、『終活』だけでなく自治会や民生委員の活動に活用することもできるため、高齢者の地域コミュニティの活性化にも繋がってきているそうです。

高齢化社会において、どの自治体も避けては通れない施策ですが、現状、姫路市はまだ取り組まれていない事業です。

今回の視察内容を踏まえ、ぜひ導入に向け提案していきたいと思います。

 

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