地域防災対策特別委員会行政視察

今日は、『「教訓を未来に生かす」防災・仙台モデル構築プロジェクトについて』というテーマで仙台市の取り組みを視察しました。

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内容が整理された説明資料

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沿岸部の津波被害

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津波想定(青色)と実際に襲ってきた津波(赤色)

東日本大震災で甚大な被害を受けた仙台市では、今までどちらかというと『公助』が中心で防災の取り組みを進めていたそうです。

それが震災により全く機能しない状況となり、はじめて『自助・共助』と連動することで『公助』機能が最大限発揮できるということを、行政だけでなく市民一人ひとりが実感し、協働による減災を目指して地域防災計画の全面的見直しを進めたそうです。

基本理念として、『「市民力」「地域力」を生かした「自助・共助」と「公助」協働による全市一丸となった災害対策「100万人市民の総合力による防災」を目指す』とされています。

基本方針として、

①人命の安全を最優先とした減災を基本

②災害時要援護者への配慮

③男女共同参画の視点の取り入れ

④災害時の都市機能の確保

⑤人的資源の効率的な活用及び適正な支援

⑥災害の規模に適切に対応した災害対策

 

どの自治体でも東日本大震災を教訓に、新たに地域防災計画を見直す取り組みを行っていますが、仙台市の場合、被災者が身をもって体験したことを防災計画に盛り込んでいくわけですから、リアル感が全く違う。その取り組みに感服しました。

一例をあげると、

①トイレは和式は使い勝手が悪く、今後の整備は洋式中心

②女性特有の問題への対応等も含め、女性の防災リーダーの育成(特に現役世代)

③冊子による避難所運営マニュアルだけでなく、解説用DVDの作成

④備蓄物資を最低1週間分は備蓄

⑤学校での防災教育(仙台モデル)で『自助』『共助』の大切さを新たに導入

等々、その取り組みは多岐にわたります。正に辛かった実体験を教訓に出来上がった地域防災計画だと言えます。

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非常にわかりやすい避難所運営のDVD

大変参考になり、姫路市の防災計画の中に組み込むよう、強く要請していきたいと思います。

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