新日鐵住金広畑野球部少年野球教室①
今日は朝から、新日鐵住金広畑野球部主催の少年野球教室を見学してきました。
地域にに愛される野球部を目指し、私が在籍していた頃から周辺中学校の野球部を対象に野球教室を行っていましたが、広畑野球部をより身近に感じてもらうということを目的に、小学生の軟式野球チームにも声をかけ野球教室を行っています。
社会人野球選手指導のもとでウォーミングアップ
社会人野球はプロ野球に一番近いレベルの選手の集まりなのですが、昨今の経済不況の影響から休部・廃部が相次ぎ現在では全盛期の3分の1くらいまでチーム数が減っています。
兵庫県でも最盛期は10チーム近くのチームがありましたが、現在は企業チームとして存続しているのは新日鐵住金広畑と三菱重工神戸のみとなっており、6チームはクラブ登録のチームとなっています。
それだけに、社会人野球の存在や素晴らしさを少しでも市民の皆さんに認知していただく取り組みは非常に重要となります。
また、選手達も子ども達に指導するということは貴重な経験になります。
後輩達も熱心に指導していましたし、野球少年達も社会人選手の指導に熱心に聞き入っており、見ている側も非常にすがすがしい気分になれました。
子ども達の前での模範演技
子ども達も真剣に取り組んでいます。
プロ野球選手を目指し、実際その夢を実現できる選手はほんの一握りですが、一方で仕事をしながら野球を続けていくという広畑野球部のような選手達も全国各地で頑張っています。
広畑野球部も置かれている環境は非常に厳しいものがありますが、少しでも地域で支援してもらえるチームになるために、都市対抗や日本選手権大会に出場するといった結果を残すことはもちろんですが、それ以上にこういった取り組みを継続して、姫路市民に応援してもらえるチームづくりに後輩達には地道に取り組んでほしいと思いました。