2017年8月の投稿一覧
2日目は宇都宮市に移動し、『自転車のまち推進計画』について視察しました。



宇都宮市の自転車を取巻く環境は、市街地を中心に平坦地が広がり、道路環境整備も充実しており、尚且つ通勤・通学で自転車を利用する人の割合が全国でも高く、市内高校では約8割の生徒が自転車通学をしているなど、自転車利用に適しており自転車利用も非常に盛んとなっています。

加えて、平成2年に誘致実現した『ジャパンカップサイクルロードレース』の影響で自転車スポーツが根付いており、平成20年には日本初となる“地域密着型”プロロードレースチーム『宇都宮ブリッツェン』が誕生し、自転車の普及にも尽力していただいてる影響もあるそうです。


計画は平成23年度~平成27年度の5年間を前期計画、平成28年度~平成32年度の5年間を後期計画とし、前期計画では主に『安全』『快適』『美しく』『健康とエコ』をキーワードに施策を展開し、それらを分析され、後期計画で『つながる』をキーワードに加えて施策展開を図っていきます。





特に、今後導入予定となっているLRTを見据え『ネットワーク型コンパクトシティの形成やLRTの導入を踏まえた公共交通との連携強化』を基本方針とし『自転車のまち宇都宮』の推進に取り組んでいかれるそうです。
実際に、私が日課としている早朝ランニングで宇都宮市の中心地を約10キロほど走りましたが、自転車・歩行者兼用の歩道、自転車専用レーンなどが非常にきれいに、尚且つ走りやすく整備されており、先進自治体の整備状況を確認できました。姫路市でも早急に取り組むべき施策で大変参考になりました。
今日、明日とは建設委員会の行政視察となります。
昨日に移動し、今日は弘前市で『立地適正化計画』の視察となります。


多くの地方自治体において人口減少・少子高齢化、市街地の空洞化などの問題が進展していく中で、一定の人口集積に支えられてきた商業・医療・子育て・福祉などの都市機能の低下が懸念されています。
そのような中で、平成26年8月の国の法改正により立地適正化制度が創設されました。
この計画は、都市全体の観点から作成する居住機能や都市機能の立地、公共交通の充実などの包括的なマスタープランとして、医療・福祉施設、商業施設や住居等をまとまって立地させるために『都市機能誘導区域』、『居住誘導区域』といったゾーンを形成することで、コンパクトなまちづくりを推進し、概ね20年後の都市の理想像を目指すものとされており、現在、全国の自治体で計画策定向けた取組みを進めており、姫路市でも現在、計画素案を策定しパブリックコメントの募集を行っています。
そのような中で、今回訪問した弘前市では、国のモデル地区にも選定され、国土交通省の職員も計画策定に関わるなどして、平成28年度末に計画が策定されました。














少子高齢化が進展する一方で、地方自治体の財源自体は非常に厳しくなっています。
そのような中で、将来にわたり持続可能なまちづくりを推進していくための、コンパクトなまちづくりを進めて行くということは必要不可欠な取り組みです。国が今回の計画を推進していくことも理解できます。
しかしながら、今までこういった施策を『金太郎飴』的に全国の自治体で実施してきて失敗してきた事例も多々あります。
今回、先行的に実施される弘前市の事例は、国の主導もあり非常に懇切丁寧に進められており良く理解できましたが、姫路市と弘前市では地域事情も異なる部分が多々あるため、市民への説明も丁寧に進めていかなければならないと思います。
『地域実情』に見合った取り組みとして、しっかりと当局とも連携しながら進めて行かなければならないと改めて実感しました。
毎年恒例の『緑の町スポーツ大会』が開催されました。


新日鐵住金広畑製鐵所 福田所長

緑の町をつくる会会長 立花広畑連合自治会長
新日鐵住金広畑製鐵所が主催し、近隣の9校区(津田・八幡・広畑・広畑第二・大津・南大津・大津茂・勝原)対抗で女性バレーボール、子供会ソフトボール・バレーボール・グランドゴルフ・輪投げ・ペタンク・シャッフルボードで成績を競い、あわせて飾磨西、夢前、広畑、大津の5つの中学校が軟式野球、ソフトテニス、卓球、柔道、剣道で対抗戦を行います。
今年は労働組合がビンゴゲームや輪投げ、スパーボールすくいなどの余興と飲食物の提供などのイベントを催して、賑わいづくりに一役買ってくれており、周辺は大変賑わいました。



労使が協力して、地域の皆さんに喜んでいただける取り組みを実施するということは非常に重要な取り組みです。
平成29年度姫路市戦没者追悼式に出席しました。

先週の中学部大会に引き続き、灘浜グランドで開会となった姫路アイアンズ大会小学部大会の開会式に出席しました。

例年でしたら小学部・中学部合同での開会式となりますが、先日のブログにも記載したように諸般の事情により、1週間遅れでの開会となりました。
関係者の皆さんとの懇談の中では、昨今の少子化の影響で野球人口の減少が著しいようで、特に硬球を扱うヤングリーグでは、小学部は特に影響が大きいようです。
実際、中学部大会では32チームが参加する非常に大規模な大会ですが、小学部は8チームの参加となりました。
少数精鋭の大会となりますが、ぜひ、記憶に残る夏休みの思い出をつくってもらいたいと思います。