2014年7月の投稿一覧
所属する新日鐵住金広畑労組の『ZA安全啓蒙門前呼掛け』活動に参加しました。
夏季期間における災害防止、交通事故・違反防止等の啓蒙を目的に毎年、7月末に開催されています。
午前6時から8時30分までの間、製鐵所の正門、西門、中門、東門の4か所で、広畑労組の執行委員、各支部長、関連労組協議会の役員さんと手分けして、出退勤中の皆さんに無災害の呼掛けを行いました。

6時からの1時間は『土用の朝曇り』の影響もあってか、比較的涼しく全く苦になりませんでしたが、7時を超えると同時に一斉にセミが大音量で泣き始め、照りつけるような日差しとなり、ヘルメット・脚絆・安全チョッキを着用しての活動はかなり厳しいものがありましたが、このくらいで泣き言を言っているようでは話になりませんね…
というのも日中に現場で作業されている皆さんは、もっと厳しい作業環境の中で作業をされておられる方も数多くいらっしゃるからです。
皆さんには、熱中症などにはくれぐれも気を付けていただき、この厳しい夏場を無災害で乗り切っていただきたいと思います。『ご安全に!』
夕刻には、早朝ランニングができなかったので1時間をかけ約10㎞のランニングを行いました。
日課となっているため走らなければ何か体調がおかしくなったような気分になってしまっています。妻からは『もう病気やな』と白い目で見られていますが、正しく『ランニング中毒』といった感じです。
早朝と違い、蒸し暑い中でのランニングでしたが、やはり走り終えると気分爽快でした。
因みに今日は7月31日ですので月間走行距離を確認すると288.85㎞でした。
都合で2日間走れない日があったため、残念ながら目標の月間300キロには届きませんでした。

今後も無理をしない程度に、リフレッシュできる趣味として継続していきたいと思います。
播磨政経懇話会の7月例会が開催されました。
今回の講演は、日本銀行神戸支店長の鉢村 健氏による『最近の金融・経済情勢-消費税増税後の兵庫は』というテーマでご講演いただきました。

現在の景気はリーマンショック前の景気状況と同規模で推移しているそうで、その牽引役となっているのは個人消費と公的需要の影響だそうです。
特に個人消費は、団塊世代がリタイヤされた影響でシニア層の消費の好影響が顕著に表れており、一方で、設備投資と輸出関連がマイナス要素となっているそうです。
また、4月の消費増税での駆け込み購入やその反動による買い控えなどの影響でが心配されましたが、百貨店販売価格や新車購入台数等では現時点で昨年とほぼ同規模で推移しているそうです。これは消費者が97年の消費増税を経験したことが大きな要因だそうです。
消費増税後の兵庫県の影響としては、全国的にはリーマンショック等の苦い経験から大手企業が内部留保等による会社運営を行いながら様子見を行っているため、企業が銀行から借り入れを控えている傾向にあり、一足飛びに景気が上回っていない状況ですが、兵庫県は大きく動き出したそうです。
というのも兵庫県は重厚長大産業を中心に発展してきたものの、高度経済成長期以降設備投資等の投資を控えていた施設等が多数あるため、設備投資を行っていかなければ立ちいかなる製造業が出てくる。日本触媒の爆発事故などはそういった要因も含まれているとのことでした。
実際、製造業における設備投資は全国の10倍近くあり、昨年と比較しても17倍と好調だそうで、非常に期待が持てるとのことでした。
最後に、人口減少社会に突入している現状、地域の特性や産業を活かし、定住人口の増加を目指した取り組みを官民一体で進め、姫路の元気づくりに繋げていただきたいとのことでした。
姫路市は今年度、8市8町による『地方中枢拠点都市』として国からも指定されただけに、今日の講演の内容等も参考に、積極的に意見提起していきたいと思います。
夕刻より校区の人権教育学習会が開催され、人権啓発映画を鑑賞しました。

毎年、夏休みに入ったこの時期に開催されるのですが、今年の映画は自治会役員の世話役活動をテーマにした『ヒーロー』という映画でした。
昨今は『無縁社会』という言葉に象徴されるように、自治会活動にも無関心な住民が増えているのが実態ですので、自分の地域に置き換えてみても改めて非常に考えさせられました。

会場には地域の皆さんが多数鑑賞にこられていました。
こういった場所に参加される方々は全く問題ないと思いますが、そうでない無関心なその他大勢の方々に参加いただくことが大きな課題です。
広畑市民センターで開催された『広畑区・大津区地域づくり推進協議会』の行政懇談会に地元議員という立場で来賓出席しました。


各地域の役員さんが数多く出席されています。

平成26年度の議案書

広畑・大津地区の要望項目(継続事業が殆ど)
毎年、この時期に総会が開催され、総会の議事終了後に行政懇談会として地域が抱える課題や要望項目について、兵庫県や姫路市の関係部局が説明を行い、その後、意見交換を行っています。
長年にわたり要望している項目ばかりですが、中々解決までには至っていない案件が多くあり、課題山積というのが現状で実際に当局側と中々議論が噛み合っていないように感じます。
しかしながら、道路や河川、公園の整備といった要望はどうしても時間がかかるのも現実ですので、私たちの立場から本会議や委員会を通じてしっかりと改善に向けて意見提起していきたいと思います。
※因みに今日は来年2月22日(日)に開催される『世界文化遺産姫路城マラソン』の応募が正午からスタートしました。
早速、『RENNET』のホームページから申し込みを済ませました。6,000人の定員に対し、初日で2,239人の応募があったようです。当選の朗報を期待して待ちたいと思います。
視察最終日の3日目は、午前中に足立区で『老朽化家屋等の適正管理施策』について視察しました。

実際の老朽家屋の写真等も交え、パワーポイントで丁寧に説明いただきました。
足立区は老朽化家屋対策に全国の自治体でいち早く取り組んでおられ、条例も既に制定をされておられます。
きっかけとなったのは、平成22年3月に老朽家屋の壁の崩落が発生し、通学路にもなっている歩道を塞いでしまうような事故が発生したためとのことでした。
その後、東日本大震災が発生したこともあり、対策が一気に加速したそうです。
条例の主な内容として、適正に管理されていない建物の実態調査を行い、危険な場合は所有者に対し安全を確保するよう指導・勧告をすることが出来るようになっています。
また、区の指導に従い建物を解体する際には木造家屋の場合、工事費の2分の1(上限50万円)、非木造家屋の場合、同じく工事費の2分の1(上限100万円)を所有者に助成しています。
また、平成25年1月から平成28年3月までは復興税を活用して、10分の9を助成することとしており、ある意味現在は『お得期間』となっています。
老朽家屋対策は全国共通の課題ですが、姫路市では自治会から申請のあった老朽家屋に対し、撤去の工事費の2分の1(上限75万円)を補助する程度で、足立区のように学識者を交えた『老朽家屋等審議会』で勧告するといったシステムになっておらず、ある意味『自治会任せ』で無責任のような感は否めません。
老朽家屋は所有者や固定資産等の問題で、クリアしなければならない課題が多々あることは十分理解しますが、放置することにより、二次災害、三次災害へと拡大することにより、結果的に市民の安全・安心を脅かすようになってしまうことが一番問題だと思います。
姫路市には一歩踏み込んで、条例制定をぜひ検討していただきたいと思います。
その後、電車を乗り継いで国会の衆議院会館に移動して松本剛明衆議院議員に市民クラブ・民主党として、『地方中枢拠点都市としての取り組み支援』と『播磨臨海地域道路網の早期実現』について要望書を提出させていただきました。
何れの案件も姫路市単独では実現できない事業ですので、地元選出の松本代議士に国への積極的な働きかけをお願いしました。